Stay Hungry, Stay Foolish (?)
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2011/03/09
- メディア: DVD
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職場の同僚おすすめのDVD。
アメリカを拠点に活動するハードロックバンド,モーターヘッドのフロントマン,レミー・キルミスターさんのドキュメンタリー映画です。
ヘビメタとパンクという相反するジャンルの方々から敬意を表されるオリジナルな音楽性と、我が道を行く、という硬派な生き方が、老若男女を問わず多くの方から尊敬の念を集めております。他業界で例えれば、スティーブ・ジョブスさんのような方といえばわかりやすいでしょうか。
こういう硬派な方は早くに亡くなられることが多いのですが、この方は齢66にして血気盛んですばらしいです。ちなみに、元気に長生きする秘訣は「死なないこと」だそうです。もうひとつは、「ス○○○はやってもいいが、ヘ○○○はしないこと」。やっぱ肉食すげ〜。
初めて知ったのですが、この方モーターヘッドの前には、イギリスのサイケデリック(スペースロック)バンド,ホークウインドに在籍されていたそうで、懐の深い方だと思いました。
このDVDには、レミーさんに影響を受けたいろいろなミュージシャンがでてくるのですが、メタリカ、モトリークルー、フーファイターズといったわかりやすいところから、意外なところでは、New Orderのピーター・フックさんが登場しておりました。彼らの初期の代表曲Temptationは「ホークウィンドのパクリ」だとか大胆発言をされていました。
私の履歴書(?)
念のためタイトルの元ネタ。< 12歳
YMO - Rydeen
12〜15歳
Dire Straits - Money For Nothing
Scritti Politti - Cupid & Psyche 85
16〜18歳
Genesis - Foxtrot
Pink Floyd - A Momentary Lapse Of Reason
Talking Heads -Speaking in Tongues
Bruce Springsteen - Tunnel of Love
Sex Pistols - Never Mind the Bollocks
Durutti Column / The Return of the Durutti Column
The Cure - Standing on a Beach
Close Lobsters - Headache Rhetoric
The Jesus & Mary Chain - Automatic
Harold Budd and Brian Eno - The Plateaux of Mirror
M/A/R/R/S - Pump Up The Volume
19〜22歳
The Aloof - On A Mission
My Bloody Valentine - Loveless
R.E.M. - Automatic for the People
The Jesus and Mary Chain - Honey's Dead
23歳〜
Innerzone Orchestra - Bug in the Bass Bin
Galaxy 2 Galaxy - Hi-Tech Jazz
最近(?)
John Foxx & Harold Budd / Drift Music
Love will tear us apart
http://en.wikipedia.org/wiki/Love_Will_Tear_Us_Apart
この曲は現代のBlues Musicだと思っています。
カバーあれこれ:
U2 + Arcade Fire
U2とJoy Divisionは反対方向のベクトルを向いているかと思っていましたが、何か感じるものがあったようですね。
Thom Yorke (Radiohead)
カバーしたくなった気持ちはなんとなく分かります。
Paul Young
このカバーが一番有名かも知れません。全くジャンルが違うと思われるPaul Youngさんがカバーしたことで話題になったらしいです。米国ロック風のアレンジも意外といけます。
The cure
もういっちょ
活動開始時期も一緒だし、音楽性も近いので、分かりやすいカバーといえるかも知れません。
Dave Gahan (Depeche Mode)
80年代から活躍している英国のエレ・ポップバンドの人です。オリジナルに近いカバー。女性ファンの黄色い歓声が上がるのがいかにも、という感じです。
Simple Minds
おなじく80年代から活躍している英国のエレ・ポップバンド。こっちは自分たちの持ち味を生かしています。
Björk
Björkさん風味に仕上がっております。
Nouvelle Vague
初耳。面白いアレンジ
Susanna and The Magical Orchestra
Calexico
軽快なアレンジ。なかなかいけている、と思いました。
Fall Out Boy
熱い感じに仕上がっております。
Moonspell
ハードロック風の味付け。
Swans
米国のオルタナティブ・ロックのバンドだったと思います
José González
アコースティック・ギターによる、割と軽妙な感じのカバー。
Yat Kha
おなじくアコースティック・ギターによるカバー。でもなんかすごい歌声。
Honeyroot
ピアノによる弾き語り。オリジナルには無い、湿っぽい感じをだしております。
Trentemoller
テクノ風味。う〜ん。
Tiger Baby
女性ボーカルによるエレ・ポップ。結構好きかも。
Worm Is Green
ちょっとひねったエレクトロニカ風味付け。女性ボーカルが意外とはまる。
10,000 Maniacs
80年代から活躍しているバンドだと思います。カントリー風味(?)
New Order
ボーカルのIan Curtis亡き後、残されたメンバーが始めたバンドによるセルフカバー
その他52バージョン(一部重複あり)
女性によるカバーが思ったより多くて驚きました。太宰治の小説のような内容の曲なんですけどね。
Ian Curtis本人亡き後,”Love will tear us apart again”の真の意味はもはや誰にも伺い知ることはできませんが、この曲は歌い継がれていくのでしょう。
最後にオリジナルをどうぞ:
John Peel Session
英国のラジオ番組におけるスタジオライブ(に近い)バージョン
Information Society
INFORMATION SOCIETY / WHAT'S ON YOUR MIND
アメリカのエレ・ポップバンド。最近活動再開したそうです。この間聞いたLady Gagaさんも80年代?という感じだったので、もしかしたら2010年代でもいけるかも?
忘年会
ブランキージェットシティー / 曲名忘れた (YSさん紹介)
Public Enemy / Fight the power (ワシ紹介)
http://www.youtube.com/watch?v=M_t13-0Joyc
米国のある雑誌で歴代No. 1 Hip hop songに選ばれていました。
Lady Gaga (MNさん紹介)
http://www.youtube.com/watch?v=yoMnkRHX6Bs
最近はやっているそうですが、初めて聞きました。80年代のエレ・ポップを思い出します。徹子さんに挑戦したり、エキセントリックに見えますが、実はとてもいい人だそうですね。
内容を転載すると...
ザ・ピーナッツ / エピタフ(キングクリムゾンのカバー)
http://www.youtube.com/watch?v=Y21_bGNsKVo
アイドルにこんな無茶させるとは...。しかし、しっかり歌いこなせる60年代の歌手はほんとにすごいですね。
The 冠 / 俺なりのペインキラー
http://www.youtube.com/watch?v=R2pJE1o-e9A
悲しい男の性(?)
Robert Johnson
http://www.youtube.com/watch?v=4up4VP8zjyc
ブルースの元祖
The Sex Pistols / Anarchy in the UK
http://www.youtube.com/watch?v=94DNV6oM8HU&feature=related
パンクロック。これより激烈な内容のプロテストソングはいまだ無いと思います。当時の英国政府とテログループの双方へ向けた強烈な風刺。
The Clash / White Riot
http://www.youtube.com/watch?v=I9eLeZS9OeY
曲名を翻訳すれば「白人暴動」。腑抜けたこと言ってないで、気合いれていこうぜ!という曲(と解釈しています)
The Durutti Column
小ネタもういっちょ。
YouTube Mix for The Durutti Column
子供とあそんでいると、この人のTime Was Gigantic... When We Were Kidsというアルバムタイトルを良く思い出す。